勉強のやることリストの作り方

勉強のやることリストは、書き方より「作ったあとに見続けられるか」で差がつきます。この記事では、今日やる分だけに絞るリストの作り方と、ノート・アプリそれぞれの運用、そして作ったリストをスマホのロック画面に常時表示して「見ない問題」を防ぐ方法までを説明します。

やることリストの作り方、3ステップ

10秒で分かる答え

  • やることを全部書き出してから、今日やる分だけを選び直す
  • 1件を「30分〜1時間で終わる大きさ」まで割る(「数学」ではなく「数学の問題集p.24〜26」)
  • リストは1日に何度も目に入る場所に置く。ここで続くかどうかが決まる
  1. 試験範囲、提出物、暗記もの、気になっていることを、まず選別せずに全部書き出します。頭の中に置いたままにしないのが目的です
  2. 書き出した中から、今日手を付けるものを3〜5件だけ選びます。リストが長いほど1件あたりの実行率は下がるので、残りは「今日やらない」と決めることに意味があります
  3. 選んだ1件ずつを、終わったかどうかが即答できる大きさに割ります。「英語をやる」は完了判定ができないので消せません。「英単語50個」「過去問1年分の大問1〜3」の粒度まで割ってください

リストの効果は、消すときに出ます。完了して消す動作が進捗の実感になり、次の1件に手が伸びます。消せない粒度で書くと、この循環が回りません。

科目と時間でどう分けるか

並べ方は「科目別」より「優先順位別」が実用的です。締切がある提出物と、締切のない積み上げ(暗記・復習)を同じ列に並べると、締切のあるものだけが消化されて積み上げが残り続けるからです。

分類入れるもの扱い方
今日必ず明日提出の課題、試験前日の総復習最初にやる
今日のうちに試験までに終えたい範囲の今日の割り当て時間を決めて確保する
すきま時間に単語、暗記カード、リスニング移動時間・休み時間に割り当てる
余裕があれば先取り、気になっている参考書上が終わったときだけ

この4分類は「緊急度×重要度」の考え方を勉強向けに言い換えたものです。分け方の背景は優先順位のつけ方の記事で説明しています。

ノートとアプリの使い分け

ノートや手帳は、書く行為自体が頭の整理になり、机の上に開いておけば視界に残ります。弱点は、机を離れると見えないことと、翌日への繰り越しを毎回書き直すことになる点です。

アプリは追加と繰り越しが速く、スマホさえあればどこでも確認できます。弱点は、開かなければ存在しないのと同じになることです。

机に向かっている時間が長い人はノートで足ります。すきま時間の勉強が多い人、リストを作っても開かなくなった経験がある人は、次の方法を試す価値があります。

作っても見ない問題は、ロック画面で防ぐ

やることリストが続かない一番の原因は、書き方ではなく「見なくなること」です。そして勉強中のスマホは誘惑の筆頭でもあります。この2つをまとめて逆手に取るのが、やることリストをスマホのロック画面に表示してしまう方法です。

スマホを手に取って画面を点けるたびに、SNSより先に今日のやることリストが目に入ります。開くたびに「いま何をやるはずだったか」を突きつけられるので、リストを見る習慣づけが要らず、ついでにスマホを開く行為そのものに小さなブレーキがかかります。

ロック画面に勉強のやることリストが壁紙として表示されている例
ロック画面の表示例。画面を点けるたびに今日のやることが目に入る

Yondoはこの方式のタスク管理アプリで、リストを壁紙としてロック画面に表示し、タスクを追加・完了するたびに自動で更新します。4つの枠の名前は自分で変えられるので、上の表の「今日必ず/今日のうちに/すきま時間に/余裕があれば」をそのまま使えます。実際、Yondoの利用データでも、勉強目的で使い始めた人はロック画面の設定を最後まで済ませる割合が全用途の中で最も高く、この使い方との相性の良さが表れています。

設定はiPhoneなら4ステップのガイドのとおり数分、Androidならアプリ内で完結します。

よくある質問

やることリストは前日と当日、どちらに作るのがよいですか?

前日の勉強終わりに作るのがおすすめです。翌日机に向かった瞬間に迷わず始められ、朝の「今日何やるんだっけ」で失速しません。当日の朝に見直して1〜2件調整する程度が扱いやすい運用です。

リストどおりに終わりません

1日分の量が多すぎることがほとんどです。今日の分を3〜5件まで減らし、終わらなかった分は翌日のリストに送ってください。毎日全部消える量に調整できたときが、続き始めるタイミングです。

紙の可愛いテンプレートで作りたいです

ノート運用なら見た目から入るのも継続の立派な動機になります。アプリ派の場合も、Yondoはロック画面の背景写真や配色、ステッカーを変えられるので、実用一辺倒でない見た目にできます。

勉強時間の記録もリストと一緒に管理すべきですか?

最初は分けることをおすすめします。リストの目的は「今日やることを迷わないこと」で、記録は振り返りの道具です。同時に始めると管理自体が負担になってどちらも止まりがちなので、リストが続いてから記録を足すほうが定着します。